■犬のキモチにナリキリ劇場■
★ミニチュアダックスフンド ニノの巻★
★遠くからサイレンが聞える。
ソワソワしはじめるニノ。
★音がする方に寄り
膝をついてそのまま
ツツーっと滑るニノv
★そこへ通り掛るダルメシアン松潤。
何かに夢中なニノを見て近づく。
ニ:お・お〜い。お〜い。
オレはここに居る・ぞ・お〜い。お〜い。
松:二宮くんさ、イイ事教えてあげよっか?
ニ:なによ?なんなのよ?もう。
松:あれは犬の遠吠えじゃないんだよ。
ニ:え?
松:あれは消防車って言う車のサイレンなんだ・・・。
ニ:・・・フッ・・・からかわない・で・お〜い。
お〜い、オレは元気だ・ぞ・お〜い、お〜い。
松:だから、サイレンなんだってば・・・。
ニ:遠吠えに決まってるでショ。来たぁ、来た。
ホラ、来たぁ、来た、ホラぁ。
松:二宮くんさぁ、イイ事教えてあげよっか?
ニ:もういいよ。もう、君の言いたい事
分ってるから。
松:・・・君ん家、火事だよ・・・。
ニ:・・・本当だ・・・。
★遠吠えのジャマをされ不機嫌なニノ。
★淡々と話す松潤は
まるで未満都市のモリ(笑)
★松潤が帰ってから後を
振り返ると(多分)お家が
バンバカ燃えてる。
★それでもサイレンの方が気になるニノ。
あんまし賢いワンコじゃないらしい。
★ウチで飼ってた芝犬もサイレンを
聴くと遠吠えしてたっけ。
成る程、こんなコトを言ってたのね。
★逆手に指を組んでひざまづく姿がカワイイv
★覗きこむ松潤に全く気付かずサイレンに一生懸命応えるニノ。
★サイレンが大きくなり
赤いランプの光が二匹を照らす。
★我慢が出来なかったのか
オチを言う前に口元が
緩んでしまう松潤。